東方Projectの二次創作動画のカテゴリーの1つである「ゆっくり茶番劇」。
そんな「ゆっくり茶番劇」を、チャンネル登録者22万人のYouTuberである“柚葉 / Yuzuha”さんが商標登録したと話題になっています。
そこで今回は、「ゆっくり茶番劇」が“柚葉 / Yuzuha”さんによって商標登録されるまでの流れを分かりやすく解説していきたいと思います。
【ゆっくり茶番劇】が商標登録される!
2022年5月15日、YouTube登録者22万人の“柚葉 / Yuzuha”さんが「ゆっくり茶番劇」を商標登録したと自身のツイッターにて発表されました。
#ゆっくり茶番 投稿者各位
— 柚葉 / Yuzuha【YouTube登録者22万人感謝!】 (@Yuzuha_YouTube) May 14, 2022
この度、当社は「ゆっくり茶番劇」商標権を取得いたしました。
⚠️今後、当該商標をご利用頂く場合はライセンス契約が必要となる場合が御座います。
✅詳細は下記URL「商標使用に関する要網(ガイドライン)」動画版をご確認下さい。
▼YouTube▼https://t.co/U0D1FbSAxJ pic.twitter.com/yvU1k4T50y
そのため、「ゆっくり茶番劇」は『柚葉企画』という会社によって取得(所有)されており、今後「ゆっくり茶番劇」といった表現を使用するには同社の許可が必要となりました。
また、今後もし「ゆっくり茶番劇」を使用したい場合は、年間10万円を支払う必要があるようです。
同人サークルである上海アリス幻樂団が展開する「東方Project」の二次創作。同じ東方Projectの二次創作“ゆっくり”シリーズからの派生系となります。
では、今回の騒動の経緯を簡単に分かりやすく解説していきたいと思います。
ファンが楽しんでる二次創作「ゆっくり茶番劇」を作者でも原作者でもない第三者が勝手に商標登録
↓
異議申し立て期間の過ぎた日にTwitterにて公表する
↓
今後「ゆっくり茶番劇」を使用したい場合は10万円の支払いを要求
↓
「ゆっくり茶番劇」で収入を得ている方や、その視聴者を中心に批判が殺到
↓
原作者であるZUNさんは「法律に詳しい方に確認します」とツイート←今ここ
さらに分かりやすく図にしたものが以下になります↓
ネット上の反応!
ゆっくり茶番劇の商標登録で、問い合わせるべきは、商標登録をしやがったクソ野郎でも、uuumでもなく「特許庁」だよ。
— デク (@aizunanigasi) May 15, 2022
1-不特定多数が知っており、使っている。
2-あいつは創作者(zunさん、一番最初にゆっくり茶番劇を投稿した)では無い。
この2点を分かってもらえれば、ワンチャン取り合ってもらえる
こんな感じでみんなが使っているコンテンツを商標登録できるわけで
— ゆっくり余暇。@ロリコンマリカーゆっくり実況者 (@YOKAYOKA_DANCE) May 15, 2022
今後怖くなってくるもの
・ゆっくり実況
・ゆっくり解説
・Vtuber
・歌ってみた
などなどYouTube内のほとんどが商標登録されてもおかしくない
「ゆっくり茶番劇投稿してないからいいや~」だなんて甘いこと言ってると終わりますよw
ゆっくり茶番劇、二次創作と言えど魂込めて作ってた人いっぱい知ってるからね。
— 洗濯コタロー (@2siki_live) May 15, 2022
突然商標登録で美味しいところだけ持っていこうとするのは単純に気に入らないわ。
ゆっくり茶番劇商標登録のやつ、ヤバい。
— なぎすたんす📺🐑@ゆっくり実況者 (@nagistance) May 15, 2022
自分ゆっくり実況だから関係無いとか思ってちゃだめだ。
同じようにゆっくり実況も登録される可能性もあるし、茶番も実況も同じゆっくり界隈なのでこれで衰退したら間違いなく実況にもダメージある。界隈全体の危機。
個人がゆっくり茶番劇を商標登録すること自体意味がわからないし、異議申し立て期間を過ぎてから発表してるあたりマジの邪悪だぜぇ?
— すだちのサブ (@sudatimark2) May 15, 2022
茶番劇の商標登録が許されるならゆっくり実況とかなんならゲーム実況でさえ商標登録の可能性があるのか…
— とこ。 (@tokokoko_YMM4) May 15, 2022
これはYouTube的にもアウトな気がするしGoogleも動くのかな