新宿・歌舞伎町の「トー横」(新宿東宝ビル横)と呼ばれる一角で、清掃活動や炊き出しを行なうボランティア団体「歌舞伎町卍会」の総会長を務める小川雅朝氏。
16歳の少女に淫らな行為をしたとして東京都青少年健全育成条例違反容疑で警視庁に逮捕されました。
そこで今回は、逮捕時に「職業不詳」となっていた小川雅朝氏の仕事(職業)についてお伝えしていきます。
また、首タトゥーの理由についてもまとめていきたいと思います。
歌舞伎町「トー横」“ハウル”こと小川雅朝を逮捕!
東京・歌舞伎町にあるいわゆる「トー横」で出会った16歳の少女にわいせつな行為をしたとしてボランティア団体を率いる32歳の男が警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと、歌舞伎町を中心に炊き出しなどのボランティアを行う団体「歌舞伎町卍会」の総会長で自称ハウル・カラシニコフこと小川雅朝容疑者は、
去年12月とことし3月、東京・新宿区の自宅マンションで16歳の少女にわいせつな行為をした疑いが持たれています。
小川容疑者と少女は、去年8月に歌舞伎町にある未成年者らのたまり場「トー横」で出会い、小川容疑者は少女にこれまでに20回ほどわいせつな行為をしたとみられています。
調べに対し、小川容疑者は、「彼女のことは知っているが19歳と聞いている」「恋愛関係だった」などと容疑を否認しているということです。
また、送検の際には報道陣に向かい、「帰ったら飯作ってやるからな」などと叫んでいたとのことです。
小川雅朝の仕事(職業)は入れ墨師!
16歳の少女にわいせつな行為をしたとして逮捕された小川雅朝氏。
新宿・歌舞伎町の「トー横」(新宿東宝ビル横)と呼ばれる一角で清掃活動や炊き出しを行なう団体「歌舞伎町卍會」の代表を務めていました。
夜の町にたむろする行き場のない少年・少女を相手に、炊き出しなどのボランティアをしており、かなり人望も厚い人だったようです。
しかし逮捕時、小川雅朝氏の職業は「不詳」となっていました。
そのためネット上などでは「炊き出しも費用がかかるのに、小川雅朝は何をして稼いでいたの?」といった声が相次ぎました。
そこで小川雅朝氏の職業について調べてみると、
- Twitterで飲食寄付物募集を募っていた
- 歌舞伎町近隣の店舗などから支援があった
ことが分かりました。
また、NEWSポストセブンの取材陣に対し、小川雅朝氏は以下のように明かしたといいます↓
「今はお世話になってる人のもとでスミ師(入れ墨師)やってるんですけど、将来は自分で会社作って、孤児院の院長になりたい。オレ子供が大好きなんです。
最高の孤児院建てたら、子供を抱く母子像の入れ墨入れたいですね。
オレはもう1回すでに死んだような人間だから、あとは子供のためになることに尽くしたいっす」
彫師の平均年収は350万円と言われており、ベテランになると500万円を超えるそうです。
前職はホストだった?
また、小川雅朝氏は「歌舞伎町卍会」としてボランティア活動する前は、障がい児施設・知的障がい施設の職員をしていたとのことです。
しかし、他の職員が生徒へ虐待している様子を見て耐えられずに怒ったところ、クビに。
その後はホストに転身したそうです。
「複雑な家庭で育ったようで、両親から離れておじさんの家に預けられなど、転々としていたそうです。以前は介護士をしていて、このボランティア活動をする前は、歌舞伎町でホストをしていたと聞いています」(小川雅朝氏の知人)
小川雅朝の首タトゥーの理由は治安維持のため?
そんな小川雅朝氏といえば、送検の際に首に見えたタトゥーが話題になりました。
タトゥーの全体像は見えないものの、かなり迫力がありますよね。
では、小川雅朝氏はどういった理由でタトゥーを入れたのでしょうか。
もちろん仕事がスミ師(入れ墨師)という職業柄もあるとは思うのですが、過去に取材陣に対し以下のように明かしたといいます。
「オレたちは歌舞伎町卍會っていって、このあたりを掃除したり、炊き出しとかしてるんです。
この辺、未成年ってわかってて女の子に援交の話を持ちかけたり、『○○円でどう?』とか話しかけてくる、ロクでもないクソみたいな大人が多すぎるんですよ。
オレらが中心になってこうやって集まってれば、悪い大人も寄ってこない。
もともと悪い奴らがいたのを、オレらは“出禁”にしてるんです。『来んな!』みたいな。
拳でわからせることも全然あるし、おかげでこのあたりマジで平和になりましたよ。歌舞伎町は他に居場所がない子供が集まってくる場所だから、それを守りたいんすよ」
世間的にタトゥーは「怖い」というイメージがあります。
そのため、悪い大人から未成年の女の子を守る1つの手段として、自身の体にタトゥーを入れて威圧感を出されたのかもしれませんね。