筑波大附属高校の一般入試を受験されたことで話題となった秋篠宮家の長男・悠仁さま。
実は今、悠仁さまが過去にコンクールに応募された作文の中に他の著作物と酷似している箇所があることが判明し、問題となっています。
そこで今回は、悠仁さまのパクリ疑惑が浮上している実際の作文の内容全文を見ていきたいと思います。
悠仁さまのコンクール入選作文にパクリ疑惑が浮上!
これまで悠仁さまは「成績優秀」が定評となっており、中学時代には2度にわたって作文コンクールに入選されるなど、持ち前の「文才」についても宮内庁はアピールに余念がありませんでした。
2021年春には、北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」で、中学生の部の応募総数97作の中から、悠仁さまの作文が大賞に次ぐ佳作に選出。
題材は、悠仁さまが2017年に紀子妃殿下と旅行された小笠原諸島の思い出で、原稿用紙19枚にわたる力作でした。
ところが、ある宮内庁関係者はこう明かされています。
「その作文の中に、複数の不審な箇所が見受けられるのです」
上記でいう“不審な箇所”とは、具体的には「他人の著作物との酷似」を指しているとのことです。
悠仁さまのパクリ疑惑の作文内容全文!
では、パクリ疑惑が浮上している悠仁さまの作文内容はどのようなものだったのでしょうか。
疑いが持たれている2箇所を実際に見ていきたいと思います。
パクリ疑惑①
悠仁さまの作文「小笠原諸島を訪ねて」は、諸島の成り立ちについて、以下のようにお書きになっています。
〈小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。では、こうした島の生き物は、どのようにして島々にたどり着いたのでしょうか〉
一方、12年刊行のガイドブック『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング)には、
〈小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という〉(11ページ)
〈(小笠原諸島に)生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか〉(12ページ)
と、悠仁さまの作文にそっくりの記述がありました。
パクリ疑惑②
さらに極め付きは、その直後の箇所です。
悠仁さまの作文では、先の疑問に答えるような形で、こう続いています。
〈あるものは海流に乗って運ばれ、あるものは風によって運ばれ、翼をもつものは自力で、あるいはそれに紛れて、三つのW、Wave(波)、Wind(風)、Wing(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました〉
中学2年生とは思えない、読む者の想像力をいや応なくかき立てる表現力。
一方で、前出のガイドブックには以下のように綴られています。
〈あるものたちは風によって運ばれ、また、あるものは海流に乗って。あるいは、翼を持つものは自力で、またはそれに紛れて。いわゆる3W、風(Wind)、波(Wave)、翼(Wing)により、数少ない生きものだけが海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた〉
ちなみに、今回悠仁さまが引用してきたと思われるガイドブックはこちらです↓
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悠仁さまのパクリ疑惑の作文は罪になる?
悠仁さまの作文中には、刊行物からの引用であるとの記載はなく、また文末には参考文献が1点明記されているものの、今回の内容が類似していたガイドブックの名前は挙げられていませんでした。
では、今回のパクリ疑惑は罪には問われるのでしょうか。
著作権に詳しい高木啓成弁護士は、
「著作物とは思想または感情を創作的に表現したものを指し、今回の“海流”のくだりは著作物にあたると思われます。具体的な事情によりますが、特徴的な言い回しだけではなく、句点の位置まで一致しているのであれば、同一性があると判断され得るのではないでしょうか」
弁護士の方いわく、罪に問われる可能性もあるとのことでした。