総務省が、太陽の表面でおきる爆発現象「太陽フレア」によって、携帯電話や防災無線が2週間ほど断続的に使えなくなるおそれがあることを発表しました。
ネット上などでは「スマホが使えないなんて生きていけない」「それはやばいでしょ」といった声が相次いでいます。
そこで今回は、そんな太陽フレアはいつから始まるのかについてお伝えしていきます。
スマホが2週間通信障害?太陽フレアの最悪被害想定
太陽の表面でおきる爆発現象「太陽フレア」によって、携帯電話や防災無線が2週間ほど断続的に使えなくなるおそれがある。
そんな最悪の被害想定を総務省が初めて2022年4月26日に公表しました。
これまで大きな被害につながった事例もあり、対策を向上させようと検討を進めているとのことです。
太陽フレアなどで宇宙空間に大きな変動がおきると、通信や電力網に影響が出るといい、
2017年にはフランスの民間航空機の無線が約90分間途切れたほか、今年2月にも、イーロン・マスク氏率いる宇宙事業会社「スペースX」が打ち上げた衛星が40基消失するなど、各地で被害が出ています。
今回示された最悪の想定は、100年に1回程度の極端な現象がおきたときの被害。
携帯電話や防災無線などが2週間ほど昼間に断続的に使えなくなるほか、衛星の測定が止まることで、位置情報の誤差が数十メートル生じるといった影響が出るとのことです。
さらに、変圧器が損傷し、電力供給が滞る可能性があるとの見解も示されました。
太陽フレアはいつから始まる?
そこで気になるのが、スマホが2週間も使えなくなる「太陽フレア」が起きるのはいつなのかだと思います。
そこで総務省の議事録を読んでみたところ、
大規模なフレアが2週間連続で発生した場合、スマホとかも2週間くらい使えないよ
と発表しただけだといいます。
要するに、具体的にいつ太陽フレアが起きるのかは現段階では分かっていないとのことです。
なので、もし「今」から2週間にわたって大規模な太陽フレアが発生した場合、「今から2週間」にわたって通信障害が起き、
明後日から発生した場合は明後日から2週間くらいスマホが使えないから注意してねというわけです。
また、同じく総務省によると、太陽の活動は約11年周期で活発化を繰り返しているとのこと。
次回の活動のピークは2025年頃に到来すると予測されています。
ネット上の反応
太陽フレア起きたら死ぬ気がする。
— 嵐雪 (@kasu_mi_kn) April 27, 2022
太陽フレア、ねぇ…
— RaitoJP (@raito1_s) April 27, 2022
電気めっちゃ使う社会だから
被害はそれなりに出るだろうなぁ…
太陽フレア出ても夜行性とナイターには関係ねぇな
— なっち鷹党 (@nachitakatou) April 27, 2022
太陽フレアの被害想定してるのに、公衆電話の撤去止めない総務省
— まつむら(ワクワクフルブースト) (@tandbmatsu) April 27, 2022
太陽フレアで連絡つかなくなるかもしれん話を旦那とする朝
— ヲユミ (@woyumi55) April 27, 2022
「太陽フレアで携帯使えなくなるの?インターネット使えればそれでいいけど」って言ってる人をお見かけしたんだけど、多分きっとおそらくインターネット自体使えなくなるんじゃ…?
— 鈴木クラウド (@Claudius_suzuki) April 27, 2022