2000年に大統領に就任して以降、20年以上にわたり権力を握り続けているウラジーミル・プーチン大統領。
ウクライナに対する軍事侵攻に踏み切り、世界各国から非難が相次いでいます。
そこで今回は、プーチン大統領のクソ野郎エピソード6選を紹介していきます。
「いかれてる」「狂ってる」と話題の発言の数々とは、、、
「核の使用」をチラつかせるプーチン大統領
2022年2月27日、ロシアのプーチン大統領は、核戦力を含むロシア軍の戦力を特別態勢にするよう命令。
北大西洋条約機構(NATO)のロシアに対する攻撃的な姿勢に対抗するとしています。
有識者の間では、「核戦力」を軍事圧力に使い始めたことで、欧米との対立はさらに激化しそうとのことです。
また、プーチン大統領は欧米が「非合法」の対ロ制裁を導入しているだけでなく、NATO指導層が「ロシアへの攻撃的な発言をしている」と批判。
このような背景には、ウクライナに侵攻したロシア軍は激しい抵抗にあい、被害が拡大。
進軍の速度が当初の計画より遅れているとの見方もあり、「核戦力」をちらつかせることで、制裁を強めた欧米を牽制(けんせい)する狙いとみられています。
プーチン大統領のクソ野郎エピソード6選!
では、ここからはプーチン大統領のクソ野郎エピソード6選を見ていきたいと思います。
1,過激発言
「そんなにイスラム過激派になりたい、割礼を受けたいというのなら、モスクワに招待してやる。良い専門家がいる。二度と使えなくなるような手術を頼んでやろう」
ロシアがチェチェンを弾圧しているのではないかと記者に聞かれたときに、怒ったプーチン大統領が放った一言です。
ロシア連邦を構成する21共和国のうち、唯一ロシアからの独立を主張している共和国。
2,不適切発言
「(地球温暖化のおかげで)毛皮のコートを買う金も節約できる」
2003年9月29日にモスクワで始まった世界気候変動会議の開幕式で、プーチン大統領がジョークのつもりで言ったとされる一言。
しかし、この発言は各国代表からひんしゅくを買ってしまう結果となりました。
3,女性軽視発言
「大統領によろしく!とても強い男だ。女性10人をレ◯プしたとは!みんな羨ましがっている」
2006年10月の、イスラエルのオルメルト首相との会談中に発言した言葉です。
当時、イスラエルのカツァブ大統領がわいせつ容疑の渦中にあり、マイクのスイッチが切られていると思ったプーチン大統領が、オルメルト首相を通じてカツァブ大統領にメッセージ。
しかし、当然マイクが切られていなかった為に、記者団には丸聞こえ。
プーチン大統領は後に報道で知り、不快感を表わにしていたようです。
4,殺◯をチラつかせる
「我々の敵はテロリストでなく、ジャーナリストだ」
記者会見の時に「あなたは人を殺したことがありますか?」と聞かれたプーチン大統領は、「それは素手で、という意味で聞いてるのか?」と答えた後、この発言をしたそうです。
ちなみにロシアでは、1996年から2006年にかけて128名のジャーナリストが死亡や行方不明となっています。
5,不法占拠をチラつかせる
「アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する」
2018年12月、モスクワでの人権評議会でプーチン大統領が発した言葉です。
北方領土への不法占拠が続くなか、ロシアが『アイヌ民族保護』を名目に北海道に乗り込んでくる危険性がある日本では、当時とても注目を集めました。
実際、ロシアのような独裁国家が今回のウクライナ侵攻と同じく、自国民の保護を名目に他国を力で侵略し、国家承認することがまかり通れば、世界の秩序は完全に崩壊することになってしまいます。
6,核兵器をチラつかせる
「ロシアは、ソ連が崩壊したあとも最強の核保有国の一つだ。ロシアへの直接攻撃は、敗北と壊滅的な結果をもたらす」
2022年2月、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切り、プーチン大統領が国営テレビを通じてロシア国民向けに演説した際に発せられた言葉です。
この発言は「ロシアと戦うならば核兵器を使う」と脅したに等しく、世界からは非難が相次いでいます。
ちなみに、プーチン大統領は過去にも度々“核をチラつかせる”発言をしていました。
- 2014年にウクライナのクリミア半島を実効支配した後に「ロシアは最も強力な核大国だ」と発言。
- 2015年、国営テレビ番組で「クリミアの状況がロシアに不利に展開した場合、核戦力を戦闘準備態勢に置く可能性はあったか」と問われ、「われわれにはそれをする用意があった」と発言。