【北京オリンピック】雪が黒い原因はモミの葉!草をまく意外な理由とは?

2022年2月4日~20日の日程で開催されている北京オリンピック。

冬季大会史上最多の109種目が行われるとあって大きな盛り上がりを見せています。

そんな中、競技が行われている雪に何か黒いものが落ちていると話題になっています。

そこで今回は、雪が黒い原因についてお伝えしていきます。

目次

【北京オリンピック】雪に黒いものが落ちていると話題に!

2022年2月4日から2月20日までの17日間、中華人民共和国の首都である北京市および隣接する河北省張家口市を会場として開催中の北京五輪。

日々、選手たちによる熾烈なメダル争いが繰り広げられています。

しかし、そんな中あることが話題になっています。

それは“競技が行われている雪に黒いものが落ちている”というもの。

【北京オリンピック】雪が黒い原因はモミの葉!

現在、話題となっている「雪に黒いものが落ちている」実際の画像がこちらです。

たしかに一目でも分かるくらいに黒い部分が多く見られますよね。

中には、「雪が少なすぎて下の地面が見えているのではないか」と言ったような声もありました。

しかし、これは雪が溶けているわけでも、少なくて地面がむき出しになっている訳でもありません。

実は、この黒い部分の正体はモミの葉なんです。

コースにわざとモミの葉をばら撒いているんですね。

【北京オリンピック】雪にモミの葉をまく理由とは?

では、なぜわざわざ競技用のコースにモミの葉をばら撒くのでしょうか。

パッと見は競技の邪魔をしているだけで何の役にも立っていなさそうですよね。

しかし、これはちゃんとした理由があるのです。

それは天候が曇りであったり、視界が悪いときに雪と空の区別をつける為です。

雪と空の区別がはっきりしていないとコースの着地地点が分からなくなり、事故が起きる可能性があるため、モミの葉をばら撒いて目印にしているんですね。

なので、コースが単純に汚いわけでもなく、雪が溶けて地面がむき出しになっているわけでもありません。

ちなみに、過去にはモミの葉ではなく、カラースプレーや入浴剤が使用されたこともあったのですが、

モミの葉であれば雪がなくなった後でも自然に還るため、環境問題の観点からも使用されているようです。

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